|
たとえばこの同じ空の下 離れ離れでも 笑って、幸せで、生きて、 いてくれる、なら (でも、できれば歩いていけるとこにいてくれれば、うれしい) |
ひかりさすあの場所を |
|
|
あかく、くらく、 |
どこまでも |
|
|
夕暮れの、その向こうで |
青空の下で、いつか |
|
|
もしも君があの入道雲から飛び降りてきたならば |
愛憎半ばというか |
|
|
咲き誇る藤の花 |
蒼い世界に、立ちすくむ |
|
|
一番最後の、 |
ねえ、ただ一緒にいるだけでなく |
|
|
この飲み込まれそうな空の下 |
あやふやで、あいまいで |
|
|
暮れるのは、夕日だけじゃなくて |
たぶんきっと、晴れるだろう |
|
|
交わした幼い約束は |
たとえば、いつかふりかえった時 |
|
|
きみが呼ぶなら |
きみはいつもそっぽを向いて |
|