あとがき



『地図の外側』、お読みいただきありがとうございました。

このお話は、私が初めて書き上げた長編になります。
書き終えた時のことは今でもはっきり覚えていて、駅で携帯電話(当時、携帯を使って書いていました)を持って茫然としていました。
茫然、というか、出し尽くした感、というか。

そもそもは、「天使とか王様とか冒険者とか出てくるファンタジーが書きたいな」と思ったのがきっかけで。
自分で言うのもなんですが、かなり詰め込みすぎた感はあります。
本編で書ききれなかった、生かし切れなかった設定も多々あるため、この後、外伝をいくつか書いた上で「完結」としたいと思います。

外伝の方もお読み頂ければ幸いです。



2011.11.13
蒼樹拝