今も色鮮やかな想い出。
何処までも高く晴れ渡った、空の蒼。
雲の白は、一つも見えない。
冷たく済んだ空気の中で響く、鐘の音。
あの日の静かな、しかし毅然とした言葉は、誓いとなってこの胸に刻まれている。






「せかいのはてをみにいくんだ」






――それは、遠い遠い日の約束――。

















back next
top

2011.03.26